からだの階層性
細胞→個体
生物の体は細胞からできている
同じような形や機能をもった細胞が集まると組織となる
※動物の組織は上皮組織、筋組織、結合組織、神経組織に分けられる。
いくつかの組織が集まるとまとまったはたらきをする器官となる
様々な器官が一緒にはたらくことで個体を維持している
細胞→分子
細胞はさまざまな細胞小器官から成り立っている
細胞小器官は膜やタンパク質などからできている
膜やタンパク質は分子がたくさん集まって構成されている
細胞を構成する物質
細胞を構成する物質は水、タンパク質、脂質などがある。
動物細胞を構成する物質は水が最も多くを占める。
植物細胞ではこの割合が異なってくるので気になる人は調べてみよう!
構成元素の覚え方
構成元素の覚え方は
チョンプ、チョ、チョップ、チョ、チョンス、である!
これだけでは、何を言っているの?となりかねないので解説していこう。
つまり構成元素をローマ字読みしただけである!
核酸とタンパク質は最後の文字がP(リン酸)かS(硫黄)で異なるので気を付けよう。
また、リン脂質はN(窒素)が入らないのも要注意。
あとはリズムに合わせてチョンプ、チョ、チョップ、チョ、チョンスと唱えるだけ!
水
水はH(水素)とO(酸素)が共有結合した分子からできている。
水分子は電気的な偏りのある極性分子なのでHとOが互いにひきつけあって水素結合を形成する。
水素結合を形成することで
- 凝集力が強い
- 比熱が大きい
などの性質があり、植物が水を上昇させたり、動物の体温が急激に変化するのを防いだりするのに役立っている。
有機物
有機物には核酸、脂肪(脂肪酸やリン脂質)、炭水化物、タンパク質などが含まれる。
これらの有機物は生物の体内で分解されながらエネルギーとなったり、生命維持に必要な物質に再合成されたりする。
基本単位となる物質は
核酸→ヌクレオチド
脂肪→脂肪酸とグリセリン (リン脂質=脂肪酸+グリセリン+リン酸 で基本単位ではない)
炭水化物→グルコースなどの単糖類
タンパク質→アミノ酸
無機塩類
無機塩類はNa、Ca、Cl、K、Mgなどが含まれる。
ほとんどは水に溶けてイオンの状態で存在し、血液や細胞内液をはじめとした体液の濃度の調節やpHの調節をしている。
存在感は薄いが、生物にとってとても重要な役割をしている!!
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